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「ねころんで読めるアレルギー」出版裏話

[2025.10.19]

2025/10/24(金)~26(日)に東京国際フォーラムで第74回日本アレルギー学会が開催されます。このアレルギー学会の書店ブースで院長の新しい著書である「ねころんで読めるアレルギー」が販売される予定です。

このため、今回のブログはこの本の作成裏話について記載します。

出版までの経緯

2025年1月末に拙著「アレルギー検査のミ・カ・タ」を読んで興味を持ってくれたメディカ出版社の編集者さんから、この本をベースにしてアレルギーの本を書いてみないか?という打診がありました。

当初は文章だけでなくイラストも…という内容でしたが、原稿の締め切りが7月末で10月のアレルギー学会に間に合うように出版する予定の企画書であったため、半年だけだと私一人で文章とイラストの両方を行うのは難しいことが推測されました。

このため当初頂いていた企画の修正と数話分の原稿を仮作成し、イラストはプロの方にお任せできる「ねころんで読める」シリーズのアレルギー版であれば対応可能との返事をしました。

2月中旬に編集者の方とzoomにてミーティング後、3月初旬に社内の会議で企画が通ったとの返事があり、3月中旬に再度zoomでミーティングをしました。

その後から急ピッチで休診日や休日に原稿を書き、締め切りの7月末まで原稿が書きあがるたびに五月雨式にメールで原稿を送付していました。

看護師や研修医を対象とした書籍であるため、糖尿病内科医である副院長や当クリニックの看護師さんに査読してもらい、難しいという意見があった部分は平易な文章に書き換えたりもしました。

ところどころに掲載されている4コマ漫画のネタも院長が考えたのですが、家族からはネタがオヤジギャグすぎると酷評されてしまいました。そんなオヤジギャグすぎる4コマ漫画も楽しんで頂けたら幸いです(笑)

9月初旬に初稿・イラスト・4コマ漫画などの確認と校正をした後に、10月中旬に初版の本が手元に届きました。10/8からネットで販売予約が可能になっており、第74回日本アレルギー学会初日の2025/10/24に会場の書店ブースで販売される予定となっています。

気になる方はこちらをクリック👇

ねころんで読めるアレルギー | オンラインストア|看護・医学新刊・セミナー|メディカ出版

 

ねころんで読めるアレルギーの構成

ネタバレにならない範囲でこの本の構成を説明します。

第1部 アレルギーのキ・ホ・ン

この本を読み進めるうえで必要な基本的なアレルギーの知識について説明しています。悩ましいアレルギー疾患が疑われる際には何科を受診したら良いか?どんな医療機関を受診したら良いか?といったことも記載してあるので、患者さん目線でも有用な情報が掲載されていると思います。

第2部 各科で出会うアレルギー

アレルギー疾患は色々な科で診療する機会があります。救急科、内科、耳鼻科、眼科、皮膚科、小児科、アレルギー科といった各科で出会うアレルギーの代表例について記載しています。看護師や研修医は各科を回っていくため、事前にこの本を読んで知識をつけておくと一歩リードできると思います。

第3部 検査の選択と説明

アレルギー検査はセットになっているものだとイマイチなことが多々あります。検査の選択の仕方や結果の説明など初学者向けに初歩的な内容を記載しています。

Column

アレルギーにまつわるウンチクを9個のコラムで紹介しています。コチニールアレルギーのコラムには得応軒で分けてもらったコチニールカイガラムシの写真も掲載しているため、得応軒に掲載許可を頂くために足を運びました。快く掲載許可をしてくださった得応軒の方にこの場を借りて深謝いたします。

4コマ漫画

この本には計21個の4コマ漫画が掲載されていますが、私が考えたオヤジギャグ満載のプロットを元にして素晴らしい4コマ漫画に仕上げてくださったイラストレーターの方にこの場を借りて深謝いたします。

 

ネタバレを含む裏話

「ねころんで読めるアレルギー」のように複数の科にまたがった初学者向けのアレルギー本は今まであるようでなかったと思います。タイトル通り「ねころんで読める」内容にするため、色々と工夫を凝らしています。工夫の一つとして「第2部 内科編の1. 喘鳴が聴こえたら喘息?」では私が敬愛してやまないある女性歌手の曲名を文章中に散りばめて謎かけをするといったギミックを使いました。しかし、意図が伝わりきらず初版では誤って修正されたものになってしまいました。担当編集者の方が若く、私と年齢差が大きかったことが要因だったかもしれません。これは増版された際に修正して頂く予定ですが、初版を購入した方はP41の下から4行目「ありなのか」を「あり、か」に修正してください。「あり、か」だけでピンときた方はおそらくこの歌手の大ファンだと思います。この歌手が大好きな方は外来で声をかけて頂けると嬉しいです。

改めて読み直したところ、他にもp54の上から8行目が「non-EGID→non EoE EGID」、p59の上から14行目が「医薬部が委任→医薬部外品」、p40「過熱」→「加熱」、p105「直系」→「直径」、p103とp133「Hev b 6.03」→「Hev b 6.02」、p136「Asp f1」→「Asp f 1」といった具合に間違いが見つかってしまいました💦

p110の引用文献も学会発表内容が論文化されたされていたことも慶応大学の正木先生から教えて頂きました

Adachi T, et al. Acidic oral environment's potential contribution to palladium-induced systemic contact dermatitis: Case report
J Allergy Clin Immunol Glob. 2024 Aug 28;3(4):100333.

増版することができた際には修正依頼をしないと…

 

10/24(金)午後の臨時休診について

最新の知識を勉強しつつ、この本を宣伝するために第74回日本アレルギー学会に連日参加する予定です。

このため2025/10/24(金)の診療は午前のみで午後は臨時休診とさせて頂きます。

ご迷惑をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

第72回日本アレルギー学会参加秘話はこちら👇

第72回日本アレルギー学会学術大会

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