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長引く咳(慢性咳嗽)

病院を受診する際の主訴で一番多いものは「咳」といわれています。咳の原因は色々あり、その原因によって治療法が異なります。

「咳」は当クリニックが力を入れている疾患のひとつです。院長は2020年にPOD出版で「咳のことはDr.AIちゃんにきけ!」という書籍も出版しており、咳の診療を得意とする医師の1人です。

 咳の持続期間が3週間以内の急性咳嗽の場合は感染症の可能性が高く、通常の咳止めで良くなることが多いです。しかし、遷延性咳嗽(3週~8週)や慢性咳嗽(8週を超える咳)の場合には感染症以外の可能性が高くなり、通常の咳止めではなかなか良くなりません。1回の咳で2kcalのエネルギーを消費すると言われており、咳は長引くと体力を消耗し、時には肋骨を骨折してしまう事もあります。

咳といっても、ゴホンゴホンと痰が絡む咳(湿性咳嗽)、コンコンと痰が絡まない咳(乾性咳嗽)、ノドがイガイガするような咳、胸やけを伴う咳、鼻水が喉に流れ込むような咳、ゼイゼイするような咳などなど咳には色々なタイプがあります。

院長の著書「咳についてDr.AIちゃんにきけ!」は一般の方に向けてわかり易くマンガにした本ですが、一般の方に向けたマンガの本であっても16種類の咳の鑑別が記載している程に咳の原因は多岐にわたります。長引く咳の場合は色々な病気を考えながら診療する必要があるため、長年咳で悩まされている方はご相談ください。

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