絵本
2024/7/26に発売された「パパのおむかえ」という絵本のサイン本を頂きました。
この絵本は「第22回ピンポイント絵本コンペ」で優秀賞を受賞した田中ちはるさんの作品です。
「パパのおむかえ」は雨が降りそうになったので傘をもって駅までパパをむかえにいくというお話です。
駅では色々な電車、たくさんのお客さんが行き来するのでパパと出会うまでに色々なお客さんとすれ違います。
すれ違ったお客さんたちが繰り広げるサイドストーリーも楽しくて、何度も読み返したくなる素敵な絵本でした。
実はクリニック入口正面に飾ってある「先生、なんだかおなかがゴロゴロするんです」という絵を描いたのも、クリニック内に飾ってある時計のデザイン「ゆったり時間」を描いたのも、絵ハガキサイズの「赤ずきんちゃん」を描いたのも田中ちはるさんです。
出会いは新*童画展
2011年から「新*童画展」という子供向けの絵を集めた展覧会が年1回銀座アートホールで開催されています。
私の患者さんの一人がこの展示会に毎年作品を出展していたため、2018年から足を運んでいました。
2021年11月に開催された第10回新*童画展で展示されていた「先生、なんだかおなかがゴロゴロするんです」という診療の様子を描いた絵がすごく気に入り、この絵を描いた田中さんに声をかけ、許可を頂いた上でこの絵の写真を撮らせて頂きました。
当時は開業に関して具体的な行動に移していませんでしたが、翌年の2022年7月から開業に向けて具体的に動き始めました。
自分の理想とするクリニックを考えた時に思い浮かんだのが「先生、なんだかおなかがゴロゴロするんです」という絵のイメージでした。
こういった経緯があり、2022年11月に開催された第11回新*童画展で「昨年飾っていた絵を売ってください!」と田中さんにお願いしました。
田中さんも前の年に声をかけたことをすぐ思い出してくださり、開業祝いも兼ねて絵を売って頂けることになりました。
「パパのおむかえ」以外に田中さんは「おばあちゃんとにんじゃ」という絵本シリーズを2つ描いています。
こちらは一人暮らしのおばあちゃんと忍者のクスっと笑える交流を描いた絵本です。
これは巻物風に絵が進んでいく電子書籍でしたので、クリニックの待合室に置くことができませんでした。
しかし、今回の「パパのおむかえ」はハードカバーの絵本として販売されたので、しっかりとクリニックの待合室に置かせて頂きます。
さすがにサイン本は置きたくないので、供覧用に別途購入した絵本を数冊置く予定です。
待ち時間に手に取って楽しんで頂けたら幸いです。
ちなみに第13回新*童画展は11/12(火)~11/17(日)に銀座アートホールで開催される予定とのことです。
小さなお子様がいる方は足を運んでみては如何でしょうか?