院内で試行可能な検査が増えました
院内で可能な検査が増えました
9月になり、院内で試行可能な検査が増えました。
ひとつは頸動脈超音波検査で、もうひとつは呼吸機能検査です。
頸動脈超音波検査とは
頸動脈は脳に血液を送る血管ですが、偏った食生活、運動不足、喫煙など生活習慣の乱れによって頸動脈硬化が起きます。
また、この動脈に動脈硬化がある場合は脳の動脈や心臓の動脈にも動脈硬化が起きている可能性が考えられます。
このため、頸動脈超音波検査をすることで脳梗塞や心筋梗塞などの大きな病気が起きる前に発症リスクの有無を確認し、自身の血管年齢を知ることができます。
頸動脈超音波検査の検査時間は10~15分で、検査費用は1割負担の方は550円、3割負担の方は1650円です。
検査できる医師が副院長に限られるため火曜日と金曜日のみであり、混雑状況によっては試行困難な事もありますが、生活習慣病がある方は血管年齢を測定することをお勧めします。
呼吸機能検査とは
呼吸機能は加齢と共に低下しますが、喫煙者や肺に病気がある方では呼吸機能の低下速度が速くなります。
呼吸機能検査を行う事で、閉塞性換気障害(息を吐きにくい病気)なのか拘束性換気障害(息が吸いにくい病気)なのか混合性換気障害(両方が混ざった病気)なのかを調べることが出来ます。
また、自身の肺年齢を知ることができます。
呼吸機能検査の検査時間は15~20分で、検査費用は1割負担の方は240円、3割負担の方は720円です。
検査に時間を要すること、呼吸器感染症流行時期には行いにくいため、いつでも検査できる訳ではありませんが、呼吸器疾患がある場合は肺年齢を確認することをお勧めします。
自分の血管年齢や肺年齢を知りたい方は声をかけてください。